MBAのコロナ影響徒然
コロナによるMBAへの影響は授業だけでなく、インターンや交換留学、はたまたリファンド運動など波紋を広げました。ESADE界隈で何が起こったか、参考・備忘までに下記掲載します。
インターン
多国籍企業のTechやファーマ等、既にインターン内定を出していた多くの企業は、オンラインにより実施した模様。課題と関連ファイルをメールで受け取り、週に何回かメンターとオンライン会議をする形態らしい。
インターンの数は全体としては残念ながら減った様子で、そのため、早期卒業を選択し夏からフルタイムで働くことを選んだ生徒も散見される。一方で、コンサルティング業界は景気は悪くないらしく、採用活動が若干早まる傾向もあるようだ。(インターン開始前にオファーを取得した同級生あり)
コロナの影響は産業によりけりのため、それぞれ慎重に見極める必要あり。
交換留学
ESADEは多数の海外MBA校と提携し、交換留学プログラムを提供している。多くの学生が選択する人気のプログラムであり、秋(Term 4)もしくは冬(Term 5)に選択が可能。
残念ながら、秋のアメリカ・カナダは全てキャンセルとなってしまった。現状を鑑みると致し方ない。他欧州圏はオンラインでの受講となった学校もあるとのこと。
私自身は冬にアメリカ留学予定なのだが、今のところ実行されると先方から連絡あり。
リファンド運動
学校側に対して、支払った授業料に見合うサービスが受けられなかったと抗議し、授業料の一部返金を求める運動が勃発。
生徒会とは別の有志団体が立ち上がり、4月から学校側と交渉開始。生徒の7割近くが署名。学校の規模を考えると正直返金は厳しいと思ったが、誰かが矢面にたち対応してくれるならと思い、私自身も署名に参加した。
運動の成果か微妙なところだが、現時点で学校側からは埋め合わせとして下記サービスが提供された:
・coursera(オンラインで他校の授業が受講できるサービス)アカウント提供
・夏季集中講座数の拡充
他MBAでも似たような運動は起きているようで、各校対応は様々。ESADEと類似しているボッコーニは生徒全員にLinked-in premiumアカウント1年分提供、iPad配布したらしく、財政的に余裕があって羨ましい限り。
交渉は今でもまだ決着ついてない模様。